H20.8.20「今年多い熱中症!」


 今年は7月中旬から蒸し暑い日が続いています。蒸し暑い時に注意しなければならないのが「熱中症」ですね。熱中症を暑いときに注意することはもう世間一般周知の事実になっています。「水分補給を十分に行いましょう!」とよく聞きますね。

 この熱中症は湿度が問題なのです。体温を上げないように、汗が出ます。そしてその汗が蒸発するときに身体から熱を奪うのです。ところが、湿度が高いときには、汗は蒸発できません。つまり体温が下がらない、どんどん上がってしまう訳です。

 したがって、蒸し暑い部屋の中でがまんしていると熱中症になってしまいます。不快感が強いときにはエアコンも適度に使う必要があるかと思われます。

 「頭痛」「吐き気」「身体がほてった後寒気がする」などの症状は、実は熱中症なのだそうです。何ヶ所かでこの話をしましたら、同じような症状が出た方が何人かいらっしゃいました。

 熱中症は、熱が体にたまっている状態ですから、まずは冷やさなければなりません。食べ物では、暑いときが旬のもの、きゅうり、トマト、すいか、なすなどを食べると冷えます。果物でしたら、南方系のマンゴ、バナナなどは体を冷やす作用があります。

 皆さん!バナナは体を冷やすんですよ!病で臥せっている人は体が冷えている人ですね。その人に、体を冷やすバナナを食べさせるというのは…治るなということになってしまうのです。(^_^;)

 戦後、栄養状況が良くないときにバナナや滋養が高いと言われ、お見舞いにはバナナが一般化しましたが、実はこれは間違いであったのです!




H20.8.18「相当に重いプレッシャー!」


 北京オリンピック水泳最終種目男子400メートルメドレーリレーで日本は健闘第3位に入りました。
 4名のメンバーのうち最後を泳ぐ自由形の佐藤選手を除いては、北島選手を含めて個人種目で決勝に進んだメン バー。第2泳者北島でトップで入り、最終的に第3位を目指すというシナリオです。そうなると当然4番手最終泳者の佐藤選手は2,3番の順位でで引継ぐことに。

 これは、相当なプレッシャーですよ!レース後のインタビューでも本人もそう言っていましたな。そして思わず涙ぐんでおりましたが、分かる!その気持ち。
 しかし、がんばって後続のロシアに抜かれることなくめでたく第3位銅メダル。大きな拍手を送りたいと思います。

 僕も思い出します、中学1年生の県大会メドレーリレー。
 当時の3名の3年生は県大会で決勝に残る実力をもっていました。自由形だけがいませんでした。2年生はひとり、平泳ぎ。…でもって1年生の僕に白羽の矢が立ち出場 へ。ほぼトップで引き継いだものの、ごぼう抜き(-_-;)いくら気にするなって言われても、本人そりゃ気にしますよ。そのときはな~んの期待もされてないレースでしたが、自分なりの悔しさ、惨めさがありました。

 その点、佐藤選手は日本の代表で、しかもオリンピックの決勝で3位を狙えるかどうかの最終泳者。その重圧たるやすごいものがあったのだろうと想像されます。

 でも本当にがんばって銅メダル!あんたはエライ!


 本の紹介です。

 「健全な肉体に狂気は宿る-生きづらさの正体」  内田樹(タツル)、春日武彦著(対談) 角川oneテーマ21

 本の中で興味深いなあと思われた文章を紹介します。


 『これから起こりそうな嫌な事態を予測してあらかじめ手を打っておいた場合、手を打ったことが正しかったと証明するためには、嫌なことに起こってもらう方がいい。』
  
これについての関連を読む:かわら版H20.8「取り越し苦労もほどほどに!」


 『耳からたたき込まれたストイックフレーズというのは、すぐ身体化するんですよ。だから、不意に口を衝いて出てくる。特に自分自身がそれによって痛めつけられてきたことばというのは、どこで力を入れればいいか、どういうふうに言えば一番傷つけられるかという節回しというか緩急というか、そういうものが自分自身の痛みの経験からきっちり身体化されているから。(略)人間が人を傷つけるときにとっさにせてくることばって、それに よって自分自身が深く傷ついたことのあることばなんですよね。』

 『キャリア形成ということを「しまっているドアを自分の力でこじ開ける」ことだと思っている。でも実際は、ドアはあちらから開くものであって、こっちからは開けられない。あっちから「どうぞ」って呼ばれない限りは開 かれない。そういうものなんです。(中略)  「自分はこれがしたい」ということは一生懸命言うんだけれど、「自分は他人のために何ができるか?」という問いは思いつかない。でも、「誰が自分の支援を必要としているか?」という問いを自分に向ける習慣のない人 間は社会的にはほんとうは何の役にも立たないんですよ。』




H20.8.12「北島選手、感動をありがとう!」


 いや~、北島君やってくれましたね。 有言実行!素晴らしい!日本中が興奮に包まれましたね。

 勝った瞬間の映像は何回見ても鳥肌ものです。感動します。

 またレース直後のインタビューで、北島がタオルを顔に当てて絶句。ここもじ~んときましたなあ。言葉を超えた感慨があったと想像されます。

 本当はすぐにでも休ませてあげたいところですが、あと200mが控えているので、応援する側としては、彼にとっては酷ですが、またまたの感動を期待してしまいます。ここは締くくり。是非無駄な力を入れずにがんばって欲しいと願います。

 約20年くらい前に、踊りのバレーの先生とお話をしていた時に、「運動とバレーは違うのよ。バレーは芸術だから・・・。」と言われて、何か見下されたような感じがしたことを今でも覚えています。でも今回の北島のように、そのパフォーマンスにより、多くの人々に感動を与える、これって芸術ですよね!?

 これからまだまだ感動は続くと思います。日本の選手のみならず、このオリンピックに参加している各国の選手の素晴らしいパフォーマンスによりもたらされる、多くの感動を楽しみたいと思います。加油(チャーヨウ);中国語でがんばれですだ!






                                                       向きで変わる腹の色!何とも不思議!?
H20.8.9「玉虫との遭遇!」


 昨日の朝、いつものように犬のお散歩に 行きました。犬が道端でクンクンやったあとを見てみると、何か緑色に光輝くものがありました。

 近づいてよ~く見ると、それは「玉虫」の死骸でありました。死後硬直の状況もよく、非常に形よくお亡くなりになられていまして、その後何人かの方に見せた時に、ブローチかと思ったという人が多かったくらいです。

 これは珍しいものを拾ったと思い、近くに落ちていたタバコの空き箱の中にその玉虫を入れました。これは自分だけの貴重な体験としてだけではもったいない、多くの人々に分かち合わねばとばかり、すれ違ういつも顔なじみの犬の散歩仲間に、「ねぇ、ねぇ、いいものありますよ!」と見せてあげました。

 その朝は5名の人に見せましたが、皆生まれて初めて見たのだそうです。中には「玉虫と言うのは、コガネムシ(カナブン)のことを言うのかと思っていた。ああ、これが玉虫ですかあ!」と口をあんぐりさせていた人もいました。それほど珍しいんですなあ。

 僕自身は、小さい頃山の中でよく遊んでおりまして、年上のお兄さんから、あれが玉虫だと樹にとまっている玉虫を教えてもらったことがありました。木漏れ日の中、風で揺れる葉っぱの間を通ってくる光の揺れで、その玉虫の背中がキラキラ輝いていました。色が変わって見えるんですなあ。それはそれはきれいでした。その後、玉虫と遭遇した経験はそんなに記憶にありません。

 したがって今回の玉虫は久しぶりのご対面。しかも自分が住んでいる近くに生息していることが嘘のように思えました。でもこんなにきれいで稀にしか見ることができない昆虫が生きていることがうれしく感じました。自然はまだ死んではいないなと…。

 しばしの間、周囲の人に見せてあげてから、近くの小学校にでも寄贈(おおげさ!)しようかなと思っております。感謝状何ぞもらっちゃったらど、ど、どうしよう!(^_^;)

 さて、本の紹介です。

 「自然治癒力で生き返る」 帯津良一著 角川oneテーマ21(新書)

 がん治療の駆け込み寺で有名な帯津三敬病院名誉院長の帯津先生の最新版です。これまで先生が数多く出している本の内容が詰まっています。
 先生は「場」の大切さを力説しています。ところが本来「いい場」でなければならない病院の場のエネルギーが低いのだそうです。良くなるものも、良くならない。その場のエネルギーは、やはりそこで働く人および集う人(患者)のエネルギーで作られていくとのでしょうね。患者は本来エネルギーが低くなっていますから、そうなるとそこでのスタッフの在り方が大切になってくると思われます。

 またこの本の中で人間の本性は「かなしみ」(悲しみ、哀しみではない)であると言っておられます。したがって人間を明るく前向きにしようとすることには無理が生じる。そこで本性がかなしみであることを踏まえて

  「かなしみ」→「希望」→「ときめき」→「明るく前向き」→「かなしみ」

という心の循環を一回りさせる毎に生命のエネルギーの循環をひとコマずつ進めているのではないかと…。

 是非お読みください。




H20.8.7「懐メロはいいですなあ!」


 この頃よく聴く曲、聴きたい曲は、今、はやっている曲ではなくて、和洋問わずやっぱり「懐メロ」。落ち着きますなあ。

 「歌は世に連れ、世は歌に連れ」と言われますが、懐メロを聞くとやはりその当時の甘酸っぱい思い出がよみがえってきます。不思議なことに、何年も聴いてない、歌ってない曲なのに、なぜか歌詞が口をついて出てくるんですね。

 今や、懐メロと言うと、グループサウンズやフォークソングも含まれますね。ついこの前聴いていたと思われる曲がいまや懐メロ。つまり自分も相当古びてきたということですなあ(^_^;)

 よく、高齢者が自分史をしたためたり、家系図を調べたりという話を聞きますが、この頃その気持ちが理解できるようになってきました。それだけ歳をとったということ、終わりが見えてきたということでしょうか?

 僕も、ぼちぼちと自分が生きてきた歴史を書き留めておこうかな!などと考え始めた今日この頃です。

 懐メロ聞きながら、その当時のことを思い出し、感傷に浸り気味な私です。






H20.7.27「胎内記憶ありますか?」


< 本の紹介です。

『胎内記憶』池上明著、角川SSC新書

 皆さんには、お母さんのお腹の中にいたときの胎内記憶あるいは出産時の記憶、出産記憶がありますでしょうか?または身近な人(子)が、そういった話をしているのを聞いたことがありますか?

 著者も初めは半信半疑だったようですが、調べていくうちに、その信ぴょう性および比較的多くの子供にそれらの記憶があることが、しっかりとした調査で分かったそうです。その記憶は、胎内時にとどまらず、精子、卵子の記憶を語る人(子)もいるのだとか。そして・・・前世の記憶も!

 そうした記憶の中で、一種のトラウマになっているものがあると大人になった時にいろいろな問題が生じる場合があり、その原因が、まだ記憶という能力がないであろうと思われているときに植えつけられたことを知ることにより、その問題が解決されるとか…。

 僕にはそういった記憶はありませんが、昔からタートルネックのシャツが苦手で(首が短いということもあるが)、買ってみてもほとんど着ないということがありました。ある時それが、生まれ出る時にへその緒を首に二重に巻いて出てきたことが原因ではないかということが判明しました。

 著者は、胎内記憶、出産記憶がある、つまり赤ちゃんは色々なことをよく理解していることを両親を初めとして、妊娠出産に関わる人(医療者も含めて)が理解していることにより、より妊娠期及び出産を大切に扱うようになるとのこと。そしてこのことは両親並びに医療者にとって大切な姿勢、考え方だと書いてありました。是非お読みください。





H20.7.26「広島で講演会の巻」


 この7月25日(金)広島市まちづくり市民交流プラザにおいて、特定非営利活動法人 日本タッチ・コミュニケーション協会主催の、教育講演会「子どもの心の声に耳を傾けよう」が開催され、その午前の部の講師として講演しました。演題は「楽しいトークで体を楽にするテクニック教えます」というものです。
http://npojatc.com/event/0807/index.html

 当日のメインは「子育てハッピーアドバイス」という著書で有名明橋大二先生(精神科医)が「子供の心に耳を傾けよう」という演題でお話しされました。先生は現在金曜日、土曜日は毎週講演日として日本全国駆け巡っておられるようです。

 僕は知りませんでしたが、昼のバラエティ番組「笑っていいとも」の毎週火曜日?にレギュラー出演しておったとか!?先生曰く、子育てで悩むヤングママは、NHK教育番組よりも、そちら系の方を見ている確率が高いので、そうした番組で語りかけることも必要だと考えたと言っていました。ただし、その日の他のレギュラーがすべて子育て経験なし、中井、久本などなど(^_^;)だったようで、ちとピントがずれたとか。

 先生は富山在住(生まれは関西らしい)で冬は飛行機が飛ばない可能性があるので、冬前にこのレギュラー出演を断ったのだそうです。その最後に、「何か記念品を…」と言われ、本当は中井正広のサインがほしかったのを言い出せなかったとか(^_^;)その代りに、出演者でも手に入りにくいといわれる携帯ストラップをもらってきたと自慢げに見せておりました。(とっても無邪気(*^_^*))

 先生の講演では、0歳から3歳までの間に「自己肯定感」をはぐくむことが肝要と話されていました。そこがしっかりとできていないと後々の成長でいろいろな問題が生じてくると。自己評価が低いと…「どうせ…」となるのだそうです。

 子ども自身からの「甘え」に対して親がしっかりと愛情を与えることが大事とか。もちろん過干渉はだめです。また放ったらかしもしてはいけないことだそうです。

 そう言えば、このところ起きている一連の無差別殺人事件で犯人が親との軋轢を口にしていましたね。そして、自分は無視されているとも言っていました。おお、怖っ!(>_<)

 詳しくは先生の著書をお読みくださいな!  http://www.akehashi.com/

 僕の方はと言うと、もうお分かりのようにこの講演会は主に子育てママのためのものです。そこで子育てで疲れてがちがちになっているママのために、「楽しいトーク」と「気持ちがよくなるワーク」で心と体をほぐしましょう…というのが狙いです。

 今回のこの依頼は、主催者の方がマタニティ・ヨーガの関係で僕を知っており、それでお声がかかりました。ありがたいことです。

 みなさん!子育て中のママですよ!いつもの僕の対象者は…平均年齢70歳弱(^_^;)それから比べたら、うっそー!というくらいお若い人たちであろうと、もう胸はわくわく、鼻の下はのびのび!それはそれは、期待に大きく胸が膨らみましたがな!

 さて、当日会場を見渡すと…あれっ、確かに若いママもいるけど~、もう子育てひと段落~みたいな方々が多かったような(;一_一)水から上がった時に肌の上を水滴がころころと転がり落ちる時はちょっと過ぎ、水滴がお肌に吸い込まれていくような方々が多かったような…。中には水滴が出来上がる前にしみ込んでしまうような方々もおられましたがな。

 いやいや、そんなことでめげる吉井大先生ではありませんでな。いつもの調子でしっかりと役割は果たしてまいりましたよ(^。^)y-.。o○自分曰く、結構好評!(自画自賛)

 講演前日に広島入りしましたが、今回は約20年前に宮城県多賀城市で僕が初めて責任者として立ち上げたフィットネスクラブの会員だった女性3名と、お久しぶりの再会を喜び、祝杯をあげたのでありました。本来広島の人ですが、多賀城に関連会社があり、ちょうどその時にそちらの勤務になっていた奥様方です。女性3名と言っても、20年ぶりの再会。…ということは、そのころから確実に20年は経っているということですよ。したがって、水滴は吸い込まれていくタイプの方々です。(^_^;)

 いや~、楽しかったですな。翌日の仕事がなければねえ…というくらい。飲んで食べて、最後はもちろん広島焼きで締めました。

 午後の明橋先生の講演を聞いて、急いで新幹線に乗り帰ってきました。広島はなんてったって「もみじ饅頭」が有名ですが、行く前から「もみじ饅頭」は買ってこなくていいからね!と言われ、現地の方に「他に何かありませんかね?」と尋ねたところ、あまり「ない!」とのこと(>_<)

 ただ宮島産のあなごが有名で「あなごめし」はお勧めとか。そこであなごめし専門に売っている駅の駅弁売場でその「あなごめし」を買い、車中で食べました。まあ駅弁ですから・・・こんなもんかなと食べ終わり、箱の材料が書いてあるシールを見て唖然!あなご(中国産)!確かにここは中国地方だが…。うーっむ、なんだかだまされた感じ(>_<)

 広島~東京はのぞみで4時間、東京~福島1時間40分。長~い!ああ尻が痛くなったところが大体半分。名古屋あたりです。列車が名古屋駅に停車して、乗り込んできた乗客の一人を見てびっくり!なんと、マタニティ・ヨーガ協会の森田先生!あれま!手を振ると向こうもびっくり。

世の中狭いですねえ。やっぱり悪いことはできませんぞ!みなさん!(@^^)/~~~








H20.7.8「イギリス研修旅行記」


 イギリス研修旅行記ができました。少しでもあちらでの様子が届けば幸いです。

イギリス研修旅行記を読む!








H20.7.2「イギリス、腸腰筋研修に行ってきました!」

 先月の25日に成田を発ち、イギリス、ロンドンから列車で約1時間ほどの所に位置するリーク・ウートンという町で、27日から29日の3日間腸腰筋のワークショップに参加して来ました。日本マタニティ・ヨーガ代表森田先生に同行して行ってきました。

 アメリカ人の女性で、腸腰筋についてのこうしたワークショップを世界各地で開催しているリズ・コッホが講師でした。参加者は、我々を含めて27名。うち男性が7名でした。イギリスのみならずドイツ、イタリヤ、ベルギーからも参加していました。これまでにリズの研修会にその場所に在住の日本人は参加があったとのことですが、日本からわざわざこのためだけの目的で来たのは我々が初めてとのこと。

 英語は大丈夫だったのか?かって!  もちろん問題あり!(^_^;)何せ音が聞き取れない。「ウェルネス(健康、健全)」が「イルネス(病気)」に聞こえるんですぞ!意味が反対だ!あとは、身体についての専門用語がよう分らん!トホホ (T_T)

 さすがヨーロッパ人の他の国の人は流ちょうな英語を話しておりました。言い訳ではないですが、どうやら自分が発音できない音は聞き取りができないとのこと。つまり音の数が少ない日本人は圧倒的に不利なんですなあ!

 でもですね。5日間あちらにいて、特に研修では英語のマシンガンを一日中浴びているとな~んとなく意味が理解できてくるところがすごいですなあ。行く前に少々英語の学習をしていったのですが…(>_<)これからもできるだけ勉強しよ~と…昨日の今日なので思っている私です。(^_^;)

 詳しいことはそのうち研修旅行記にまとめますので、それまでお楽しみに! OK?

 See you again!








H20.6.15「自然の脅威、地震」



 昨日、岩手・宮城内陸地震が起きました。自然の脅威をまざまざと見せつけられます。

 思い起こせば、ちょうど30年前、大学生だった僕は、「宮城県沖地震」を現地でしかも山の上で経験しました。最初、震度3位の揺れの地震が来て、皆で「揺れたなあ」な~んて話しているところに、どか~ん、ぐらぐら、どっしん、ばったん、ばりばり…と、あの大地震が来たのです。「どっしん、ばったん、ばりばり・・・」は物が倒れたり、ガラスが壊れたりした音です。

 地震が来たら、避難、消火などなど言われていますが、とんでもない!動けませ~ん(>_<)。柱に掴まっているのがやっとという有様でした。数名がかたまって揺れのおさまるのを待っていました。揺れが止まり、ほっとしたところで、ふっと上を見ると先輩の一人が、皆の頭の上に何かが落ちてきたときの防御にとっさに手にしたゴミ箱の蓋をかざしてくれていたのです。何という慈悲深い行動!と感激したのもつかの間。よく見るとそのゴミ箱の蓋は、真中が揺れてゴミを入れるタイプのものでした。「これって、あんまり意味なかったですよね!」とみなで大笑いしました(^_^;)

 外を見れば、薬学部の校舎の窓から火が噴き出しておりました。薬品が倒れて混ざり出火したとのこと。車を運転していた友人の話では、道路が左右にねじれるように揺れて、めまいでも起きたかと不思議に思っているうちに、周りの車が止まり、車の中にいた人々が車外に出ているのを見て、地震であると認識したとのこと。

 仙台市内は信号機も消えており、交差点では大渋滞。家に帰ってみると、蛍光灯が落ち砕け散って部屋中に散乱してました。運悪く背の高いカラーボックスが倒れて、蛍光灯に引っかかったために蛍光灯が落ちた模様。

 夕方、夕食といっても、電気はつかない、ガスは出ない。幸い水道は大丈夫でした。何人かの友達と集まり、灯油が残っているストーブを引っ張り出してお湯を沸かし、インスタントコーヒーと食パンで夕食を摂りました。明かりは、ストーブの灯。山小屋のキャンプ気分でした。

 人心地ついたところで、一人の友人が立ち上がりどこかに行こうとしました。何の用事か聞くと、「自動販売機でたばこ買ってくらあ」とのたまう。しばしの沈黙後「ばか!自動販売機が動くわけないだろ!」。いかに現代文明が電気に依存しているかを物語るエピソードでした。

 僕が住んでいた仙台市内中心部は、当日の夜比較的早く電気は復旧しました。ある友人の家族から電話が入り、電話が通じないので安否確認してくれないかとの連絡。その友人の住まいは仙台市の周辺部で当時まだ電気が復旧していない地域でした。

 車で向かいましたが、いつも、何らかの光がある町が真っ暗闇。少々恐ろしいような感じがしたのを覚えています。車を走らせていると、道路には倒壊したブロック塀がいたるところに散乱していました。この地震で、ブロック塀の中の鉄筋の有無が問題になったのを多くの方が記憶しておられると思います。友人は無事でした。

 もう一つあの地震体験で思い出されるのは、しばらく余震が続きましたが、本来夜一旦寝てしまえば火事でも起きない僕が、ちょっとぐらぐらときただけで、寝床の横に置いてあるヘルメットに手をのばして身構えたのです。ですから、よく報道されている、被災地の方々が、夜、余震でゆっくり寝られないという現象は身をもって実感できます。

 自然の現象の前に、人間の力の為す術のなさを思い知らされます。僕自身、30年前の地震体験を通して、「起きたらじたばたしてもどうしようもない!」という思いがしみ込んでしまいました。

 中国四川、ミャンマーも含めて被災地の早なる復興を願うばかりです。






H20.6.11「キュア」


 またまた本の紹介です。

     「キュア」 田口 ランディ 著   朝日新聞社  2008年1月  1,680円

 これはフィクションです…が、なんとも現実味を帯びており、単なる物語として片づけられないお話です。読み始めると、まるでかっぱえびせんのように、やめられない止まらないので、翌日大事な用事がある方はその前夜に読み始めないほうがいいですよ。

 得意な体質、能力を持つ外科医のお話です。主人公はがんの専門医なんですが、自分自身ががんに侵されてしまいます。がんになって初めて、自分では気づいていなかった能力を知ることになるのです。

 その能力は、一般的には「超能力」と片付けられてしまう類のものなのですが、気(気功の気)の勉強をしている者にとっては、ほとんどが「現実にあること」なんですな。

 知人の鍼灸師さんは、そういった気の勉強をしているうちに、ある時鍼治療を施していたら急に脳裏に家の間取りが浮かんできたのだそうです。それはどうやらその時に治療している人の家の間取り。その一部に暗くよどんでいる部分があり、その人に「家の中の○○のところに何かありませんか?」と聞いたら、何となくなったご主人の曰くつきの物がしまってる場所だったんですと!そして、その人が家に帰ってその物を処分したら、気になっていた症状がとれたという実話。

 僕は、基本的に、嘘と冗談と坊主の頭はゆったことがないですから・・・(^_^;)

 他人の中に入り込み?その人の情報を知ることができる能力を持っている人は、実は身の回りにわんさかといるのですよ!治療師が多いですがね。

 ちなみにその知人の鍼灸師さんは、当初体調がいい時にしかそのような現象は起きなかったようですが、今ではちょちょっと、しかも離れている人の体の様子が見て取れるようになっているのです。嘘のようなホントの話。

 そこで、この本書評などを見てみると、多くの方が「とても真実に近いお話」ととらえているようです。

 この本を勧めてみた人の何人かは読み始めて「怖い!」という感想を言っていました。それくらい身に迫ってくるお話なんですぞ!




H20.6.2「産まれるいのち」


 今回紹介の本は、

      「いのちを産む」 お産の現場から未来を探る  大野 明子 著   学研  2,730円

 ちと高い本ですが、お産に興味のある方はぜひ読んでいただきたい本です。著者の大野先生は、地球化学を専攻していた科学者だったのですがご自分の出産体験に疑問を持ち、そこから産婦人科医へ転身した方です。 自然なお産を目指して、実践しておられる先生です。

 まずは、自然なお産のすばらしさを感じることができます。昔日本で行われていた家庭でのお産のように、家族に見守られながらするお産は、感動的です。この本では、写真がふんだんに使われておりその様子も見て取れます。

 次にこの本では、現在「お産」が置かれている厳しい実情について考えています。今や日本各地では、次々とお産をする場所(産院)が閉鎖しています。地方では、産むところへ行くのに1~2時間かかってしまう地域も出てきています。

 この状況が、産科医療を取り巻く種々の要因によって生じていることを説明しています。医療側の要因、受ける側(患者側)の要因とあるようです。特に衝撃的であった福島県で起こった産科医の逮捕事件についても述べられています。大野先生は、逮捕されてしまうことを回避できるように相当尽力したようですが、それがかなわずがっくりしたようです。

 産科医の過酷な労働状況はよく知られており、いつ始まるか分らないお産ですから、いつ何時でも対処できるようにしておかなければならない大変さに加えて、お産の進捗状況がいつも順調とは限りません。思いのほか長時間になってしまう場合とか、途中から異常が生じたり、二つの命がかかわるお産ですから大変です。この過酷労働に加えて、訴訟に訴えられることが小児科の次に多く、産科医のなり手が激減しているのだそうです。

 現在若手の産科医の半分以上は女医さんなんだそうですが、女医さんの場合適齢期になり自分自身が出産を迎えたとき、そのまま仕事が続けられない状況があり、結局産科医不足はなかなか解消しないとか。

 産科医が少ないのであれば助産師でまかなえばいいのではないかという考え方が出てきているが、その助産師も不足している。ただしその不足についての認識が現場と国では相当開きがあるようです。

 大野先生はお産の魅力で頑張れると言っていますが、時には産んだ方からの何気ない仕打ちによって、「もうやめようかな」と思ってしまう時もあるようです。例えば、スタッフがなるべく医療介入をしないでと努力し無事産まれたにも関わらず、その産婦さんから言われた「早く医療介入してくれたらもっと楽だったのに…」とかの言葉は、相当がっくりさせられるようです。

 この頃話題になっている「モンスターペアレント」についてもこの本では触れています。妻のあそこを男性の産科医に見せたくないから女医に変えろ!という「モンスターハズバンド」というのも現れているようです。実情を聞くだけで、あきれて、体の力が抜けていくのは僕だけではないでしょう。

 また、アットホームの雰囲気の中、意思疎通をしながらお産を乗り切ったにもかかわらず入院費の踏み倒しがあり、これも相当こたえるとのこと。全国的にこの踏み倒しが行われていて、病院の経営を圧迫しているようですね。しかも生活に困って払えないのではない実状を聞くとまたまたがっくりさせられます。

 こうした医療を受ける側のモラルの低下が叫ばれています。特に、自然の営みであるお産について、人間はまだまだ無力であることが多いのに、異常が生じた場合、その責任全部を医者にかぶせてしまうことで、ますますお産事情を悪くしてしまっている、言い換えれば自分で自分の首を絞めていることに早く気付かなければならないでしょう。

 著者は「お産の未来は、産む人とともに、自然なお産を取り戻すことにある」と言っています。

 お産という現象を通して、現在の社会状況をいろいろ考えさせられる一冊です。





H20.5.21「フリーズする脳、あなたの脳は大丈夫か?」


 「フリーズする脳」~思考が止まる、言葉に詰まる~ 築山 節(つきやま たかし) NHK出版
を読みました。

・話の中に「あれ」「それ」などの指示語が多い。
・人や物の名前を思い出せないことがよくある。
・物をよくなくす。紛失物をうまく探せない。

…などの人は要注意!と書いてあったので思わず買ってしまいました(^_^;)

 こういった現象は、結論として脳がうまく働いていない状態なのだそうですが、その原因がいくつか紹介されています。

 興味のある方は読んでいただくとして、脳裏に残ったものを紹介しましょう。

 まずは脳血管が細くなったりして、血流が悪くなる場合。これは納得。

 脳は、新しいものに反応して働くとのこと。したがって慣れ親しんでいる作業は、どんなに複雑な作業でも脳にとって刺激にならずに、いわゆるボケていくとか。

 脳が「考える必要がない」状態もまずい。例えばテレビとか現在よく若者が耳にイヤホーンを付けて聞いている音楽。これらはほとんど見たり聞いたりしている内容を流しているだけなので脳の機能は衰えるのだそうです。

 自分の努力で思い出したり、探したりする作業が少なくなると脳が衰える。これは、ワープロの文字変換、カーナビの場所探し、携帯電話の電話帳などの技術革新によって以前に比べると脳を使わなくても必要としているデーターに行きつくようになっているとのこと。確かに、漢字が出てこない、電話番号は覚える必要がない、ホームページではキーワードを入れさえすれば検索一発で多量の情が手に入いる。しかし、それら手軽に手に入った情報は、すぐに忘れやすい。…確かに…(^_^;)

 もうひとつ面白いと感じた内容です。あるクリエイティブ(創造的)な仕事をしている人が、忙しくなってきて、なるべく本業だけに専念できるように、いわゆる雑用をしなくても済むように工夫したそうです。ところがその環境ができてみると、以前は泉のように湧いてきたアイデアが出てこなくなってしまったとか。これは、本来の仕事、作業とは直接関係していないと思われるいわゆる雑用をやることによって、脳の動きの幅が出てかえってアイデアが出るとのこと。…これもうなずけますなあ。忙しくて落ち着いて考える時間が取れないときほどいいアイデアが出てきますよね。

 でも暇がないくらいバタバタしていた方がいいアイデアが出てくるのなら「貧乏暇なし」は嘘ですな。ああ、そうか!金持ちは、暇なしの時に脳を使って考えているんですな、きっと(^_^;)





20.5.13 「大阪にはなくて福島にあるもの???」


 さてさて、今年もやってきました僕にとっての花粉症の季節が!

 僕の場合例年ですとこの5月下旬から6月中、それともう一回秋に、目がぐしゅぐしゅ、くしゃみ連発、少々鼻がつまったり垂れたり…という症状が出るのです。今年はこの症状が早くも4月下旬から始まりました。

 何が原因なのかHPなどで調べているのですが、「カモガヤ」かな?「ブタクサ」かな?とまだ特定できないでいます。
(暇がある方は2年前の「たわごと」を御覧ください。 バックナンバーを見る )

 さてこのGW明けに仕事で大阪に5日間行ってきました。するとなんと大阪にいる間には症状はまったくなし!つまり花粉症の素が大阪にはないのですなあ?…ということは、大阪になくて福島にあるもの…それが答えだ!

 …と言っても分かりましぇーん(^_^;)

閑話休題
 先日温泉に行った人のお話。温泉に入っていた人から驚きとあわてた様子で、「温泉の中に何か茶色の塊りが沈んでいる!」と。「なんだべ?」「だれだべ?」…などなど少々大騒ぎに。その時にだれ一人として「ウ○○」とか「ダ○○○」だろ!と言う人は一人もいなかったとのこと。(^_^;)

施設の係りの人に言うと、係りの人は悠然と「それはきっと湯の花でしょう!」とのたまわったそうな。

 でもきっとそれは…「湯の花」ではなくて「湯の実」だったと思われまーす。(*^_^*)






H20.5.5 「NHKミラクルボディを見て…」


 この3月から4回シリーズで放映されたNHKスペシャル「ミラクルボディ」を見ました。

参照URL: 

http://www.nhk.or.jp/special/



 まずは、トップアスリートの身体的なすごさにびっくり!「超人的」という言葉がまさに当てはまります。ただし、その体を維持、向上させるためにはそれ相当の努力をしていることがよく分かりました。並はずれたトレーニングに裏打ちされているのです。

 こんな身体を持っている人間には勝てないと思われますが、そこは人間の面白いところ。例えば第1話で登場した陸上100メートル世界記録保持者パウエルは「無冠の最速男」と呼ばれているのだそうです。つまり大きな大会では自分のいつもの力を出せずに負けてしまうのです。これはメンタルの問題だと解説されていました。メンタルの要素はとても大事で今やトップアスリートには身体的な強さだけでなく、精神の強さ(メンタルタフネス)が求められています。

 第3話の走り高跳び(ハイジャンプ)も興味深く見ました。アテネオリンピック金メダリストのホルム(スウェーデン)努力型に対して昨年の世界陸上でホルムを破ったトーマス(バハマ)は走り高跳びを初めて何と1年目にして世界の頂点に立った天才型。トーマスの跳び方は常識的には考えられない、いわば素人の跳び方だとか。トーマスが好きなバスケットボールの跳び方の延長なんだそうです。番組では、アキレス腱に着目しており、ホルムは強さ、そしてトーマスはその長さが特徴だと解説していました。

 さて、世界一になって真面目にハイジャンプに取り組み始めたトーマスは、いわゆる常識的なホルムの様な跳び方に変えていきました。ところがそれが原因か?大事な足を痛めてしまったのです。

トーマスは自由奔放に跳んでいた時には自分の身体的な持ち味を生かせたのでしょうが、優等生的な跳び方に変えたがために故障してしまったと言えるでしょう。その人が持っている「良さ」を無視して、常識的な型にはめてしまったために、その能力を発揮できなくなり一線から退いて行ったアスリートがたくさんいます。(逆にそのことでもっと優れたパフォーマンスができるようになった選手もいますので、なかなか難しい問題なんですなあ)

 もうひとつこの番組の中で感じたのは「戦略」の大切さです。身体的に劣っていても、勝負の上での戦略的に勝っていれば勝つことができるということです。

 第4話での「反応の限界を超えろ」の中で紹介されていたボクシングおよび剣道の試合ではこの戦略が勝敗を分けていました。これが勝負の醍醐味何でしょうね。

 やってみなけりゃ勝敗は分からない!…のですぞ






H20.5.2 「つながっているという感覚」


 知り合いの遠方で暮らす大学生の娘さんが携帯電話を紛失してしまったそうです。そして2週間ほどたったころ実家にその娘さんから半分泣き声の電話がありました。

 携帯電話をなくしてしまってから友達との連絡が取れず、誰とも話ができない、遊べない状態が続き、さみしくて、さみしくてしょうがないと半べそだったようです。

 この現象は以前では考えられなかったことですよね。いつ何時でも、どこに居ても携帯を使って電話、メールで情報交換ができ、他人とつながっている感覚を持っていることが、当たり前になっているんだなあと考えさせられました。

 約10年前に携帯が普及し始めましたが、僕は、どこに居ても呼び出しを食らう煩わしさがいやでしばらくの間は携帯を持たないでおりましたが、外部に出ていることが多いので、急な連絡が取れないと困るということで強制的に携帯電話を持たされました。

 当初はいやいやでしたが、やはり使ってみるとその便利さに今では手放せない必需品になってしまいました。僕は、この娘さんのようにまではなっていませんが、たまに携帯を自宅や会社に置き忘れたときはなんとも心もとない感じがします。

 携帯の普及でデブ(メタボ)が増えている・・・というお話。待ち合わせの時間に遅れそうになったときに以前は急ぎ足で行っていたのが、この携帯の普及によって「遅れることの通知」が簡単にできるようになり、ゆっくり待ち合わせ場所に行くようになっている・・・そうな!?(^_^;)

 さて、皆さんは、今、携帯なしで大丈夫でしょうか?



H20.4.21 「誰が一等賞に!?」

 東北地方の福島大学にあって、今や日本の陸上短距離界の名監督として名をはせている川本和久先生が、その指導理論を紹介した本が出ました。
  「2時間で足が速くなる!」 川本和久著 ダイヤモンド社 1429円+税

 何とも魅力的な題名ではありませんか!かけっこでいつもいつも人の後ろ姿を見て走っていた人はぜひ読んでみてください。
 実は、恥を忍んでお話しますと、僕は短距離走がはっきり言って遅かったのです。名誉のために言っておきますが、長距離は速かったのです。忘れもしない高校一年生の時の体力テスト。1,500メートル持久走はクラスでトップ、50メートル走はクラスでけつから2番目(;一_一)しかもなんと足が速い方の女子よりも遅かったという屈辱…。

 そんな僕がこの本を読んでやってみたらなんと速く走っている・・・感じがします。もっと早くに知りたかった。

 以前に警察署の方から「警官が速く走れる方法はありませんかねえ?」という質問を受けたことがありました。その訳を聞くと…聞くも涙の物語。
 今や犯罪も若年化している。一方警官だって年をとり、しかもメタボ。やっぱり速く走れなくなってくる。結局、逃げる犯人を一生懸命追うも逃げられてしまうのだそうです(>_<)笑えない実話なんです。

 この本の表紙に大きく赤字で「大人も子供も運動会の1等賞になれる!」と書かれています。

でもね・・・? もしクラスの全員がこの本読んだとしたら、・・・さて誰が1等賞になるんでしょうかねえ?(^_^;)それを考えたら眠れなくなりました(*^_^*)




H20.4.19 「さくら模様」

 ことしは全国的に早めにさくらが咲きました。 桜の淡いピンクと菜の花の黄色それに福島では濃いピンクの桃の花が目を楽しませてくれます。またこのところの数日の高温で木々の新芽が吹き始め新緑もきれいですなあ!

 しかし昨日からの雨で桜の花びらがだいぶ落ちてしまいました。(>_<)

 今朝雨の中犬の散歩をしましたら、昨日まできれいに咲いていた角のお宅の桜の花びらが雨で散ってしまい、樹の下あたりは桜の花びらの絨毯になっておりました。ふっとその木の向かい側にあるお宅の車を見ましたら、その黒色の自家用車のボディに桜の花びらが貼り付いておりました。黒地にピンクですから結構きれいです。おそらく車の持ち主はその様子を見てもきっと怒りはしないだろうなあ・・・と思った次第です。

 雨が降ると体調が良くない人が多いですね。これは低気圧との関係だと言われていますので受け入れるしかないですね(^_^;)
 雨が降って、体がかたまり、体調が特に悪くなりるのは、高齢者のそれも男性!

 なぜかって!? なんてったって・・・「雨降ってジイかたまる」・・・ですから(^_^;)

 今朝、犬の散歩中にこのギャグを思いついて、うれしくてたまらない私です(*^_^*) 
                                                         


H20.4.16  「またまた新しい筋肉登場!」                    

4月2日(水)にNHKためしてガッテンでまぶたを上げるための「ミュラー筋」という筋肉が種々の原因で緊張が続くと、肩こりをはじめ多くの体の不調を訴えるようになり、ひどい場合はうつ病にまでなるとのことでした。詳しくは下記URLで読んでみてください。

  http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q2/20080402.html

 
またこの番組で登場する信州大学 松尾清教授が書いた本も出ました。興味ある方はお読みください。

 「まぶたで健康革命」 松尾清著 小学館 1,365円

この筋肉が緊張状態になると自律神経の交感神経優位になり、目を閉じて休んでいるつもりでも体は緊張状態のままになり、これが続くと体の不調につながってくるというわけです。

 僕の仕事は「どさ回り」で毎日移動のために相当な距離、車を運転します。以前運転距離が急激に増えたときに、左目の奥が重だるくなりそのうちまぶたがヒクヒクと痙攣し始めました。ひょっとして脳がやられているのではないかと心配になり、CTを撮ってもらいました。診断は眼精疲労でありました。その時医者に肩も凝っているようだから適度な運動をした方がいいよ!と言われてしまったことを今も思い出します(^_^;)この時目を使い過ぎたのですが、確かに運転中は目を開けていますからこのミュラー筋が過緊張になったと考えられます。

 筋肉なんだから、強化すればいい!と思いきや、松尾教授曰く「無理!」なんだそうな(;一_一)


 
まあ今回は初めて知った筋肉なのでその説を受け入れるとして、何か自分でやれることがないか考えてみたいと思います。

 ちなみに、このミュラー筋が弱くなる原因が「こする」ことなんだそうで、
 花粉症、泣き虫、コンタクトレンズの人、女性などが目をこする傾向が高く、ミュラー筋にとってはまずいとのこと。

 ああ、女性はお化粧や顔のマッサージで目の周りをこする人が問題なんです。もう開き直って、顔なんか触ったことがない人はご安心を!(^_^;)




H20.4.4  「金がたまらない訳!」

 我が家には4歳になるウェリッシュ・コーギーがおります。室内で飼っていますが、夜寝るときには僕の布団の上で寝るのです。当初、部屋に置いてあるゲージの中で寝かしていましたが、明け方になると「出せ!」とばかりに、それはそれは、はでにぴょんぴょこ、ぴょんぴょこ跳ねまわったのです。そのうるささプラス出したうんちを踏み蹴散らして、汚いやら臭いやらで、朝の目覚めは最悪(;一_一)
 そこで仕方なくゲージの外つまり部屋で寝かすようになったのです。
 そのうち冬が来ましたら、きっと暖かいのでしょうなぁ?僕の布団の上で寝るようになったのであります。それも少し開いた脚の間。そう、つまり僕の股の間のところです。僕が布団に入りしばらくするとやって来て脚の間に入り、ごろんと横になるのですが、なんと頭がちょうど股の付け根のところに!頭が当たった時に「チーン!」というかどうかは定かでないですが…^_^;
 たまに勢いよく寝転がってきて、僕の股間に相当な衝撃が走るのであります。…どおりで金がたまらない訳ですなあ(^_^;)


H20.3.20  「脳の不思議!」


< 2月の中旬、NHKテレビで2夜連続で「闘うリハビリ」という番組をやっていました。番組の看板として、元巨人軍の長嶋監督が出ておりました。
 まず一夜目の内容は、脳の細胞が脳出血などでやられるとそこに対応する機能は回復しないとされていたものが、回復する例が数多く報告されている。現在では科学の進歩により、脳の中の状況を簡単に調べられるようになったので、回復した時の脳を見てみたら、壊れたところは確かにそのままだが、脳が他の部分を使ったり、バイパスを作ったりして対応しているとのこと。つまり発症当座は動かせないとしても、動かす努力を続けると、脳の中に新しい経路が出来て動かせるようになるということでした。番組では2週間入院して動かせる方の手はグローブをはめさせたりして一切使わせないようにして、1日6時間のリハビリ(動かない方を積極的に動かす)ことをやると、入院前と終了時では格段に動かせるようになっている事例を紹介していました。1日6時間のリハビリ、思うように動かせない苛立ち。相当の努力でした。でも結果としては驚くほど動かせるようになっていました。

 ここで大切なのは、あきらめたら何も起こらない、おしまいだということです。努力すれば脳が変わっていく、動かせるようになるということです。長嶋監督の言葉「リハビリはうらぎらない!」。現在の長嶋監督の目標は走ることなんだそうです。

 第二夜目は、リハビリを開始する時期は早ければ早い方が良いということをやっていました。ただし安静にしておきたい脳の医者と早く動かしたいリハビリの医者とのせめぎ合いの中で、いかにその人にとってなるべく早く、またどの程度のリハビリを施していけるかが問題なんだそうです。番組の事例では一人の患者に脳医およびリハビリ医の二人がついて細かい情報交換をしながら対応して、これも目を見張るほどの回復を見せた例を紹介していました。医師不足が問題になっている現在こういう体制を作り出すことは中々難しいと思いました。
 
 リハビリ関連の本のご紹介
         『脳のなかの身体』、宮本 省三 著、講談社現代新書、740円(税別)

 この本ではイタリアで開発された「認知運動療法」を紹介しています。身体を動かすためには、まず脳のなかの身体イメージを作らないとだめだというものです。したがって、身体を動かせば脳が回復してくるという従来のやり方に一石を投じるものです。脳卒中だけでなく、脳性まひ、脊髄損傷など思うように身体を動かせなくなった場合における考え方、対処法です。ちょっと難しい感じもしますが、眠れない時に読むといいかも^_^;






H20.3.13  「そんなのあり?」


 知り合いが病気で入院しました。口から食事ができない状態ですので、鼻から管を小腸まで入れて栄養補給を行っていました。食事(液体)は直接小腸に入ってしまうので味もへったくれもありません。ほんとに「味気ない」食事です。朝400ml、昼と夜が各600mlで一日の合計が1,600mlでした。100mlあたり100kcalですから合計1,600kcal。糖尿病食と同じくらいのカロリーです。
 
 お茶漬けさーらさらというくらいですから、液体の食事はさらさらート流し込んでおしまいと思いきや、小腸に直接入れると下痢を起こしやすくなるそうな!そこで医者からは100mlを1時間で入れるようにという指示があるのだそうです。…ン!?(?_?)100mlを1時間ということは、1,600mlでは16時間!
つまり起きている間中入れっぱなしということですよ!しかも「お食事中」は体を立てておかなければならないとのこと。つまり横になっていはいけない!入院患者が寝ていられない…そんなのあり?

 聞くところでは前日の夕食がなんと夜の10時過ぎたとのこと。翌日もこれでは大変だと言っていたら、年増の看護師さんが現れいつもより早いピッチで液を入れた。彼女いわく「先生の言うことをまともに聞いていたら患者さんがたまらない!若い子たちはその辺の融通が聞かないんだから!」とお怒りになっていました。…確かに^_^;

さすが、だてに年食ってないなあと感心した次第です。

 もう一つびっくりなお話し。スポーツニュースでやっていた話題です。

 マラソンの男女双方の世界記録保持者が今度の北京オリンピックには出場しない模様であると…。その理由が、なんと…おふたりとも「喘息持ち」なんだそうで、悪名高き北京の汚染大気の中では喘息の悪化が予想されるので出場しないようです。

 皆さん!心肺能力の最高峰であるように思われるマラソンの世界記録保持者が男女ともそろいもそろって喘息持ち!信じられますか?

 喘息を患って、空気がうまく吸えない状態の中で少ない空気でも耐えられる能力がついたのかしら…と考えた次第です。



H20.2.20  「三つ子の魂…!?」

 先日知人に聞いた話では、幼少(4歳~12歳)のころに夢中になったことが将来の自分に少なからず影響を与えているのだそうです。
その話を聞いて自分自身のことを考えてみました。僕の場合、幼稚園の頃に同級生に毎日のように紙芝居を作って聞かせていたことが思い出されました。つまり話を作って人に聞かせるのが好きだったんですね。

今現在僕は「運動指導員」という肩書で仕事をしているわけですが、その実、自分は体を動かすわけではなく、ほとんど「口」で商売をしているのです。この仕事でやっていけているのは、「説明が分かりやすい!」という評価をいただいているからなのだと感じておりますが、どうやらこの能力?はどうやら幼稚園の頃に培われたんだと確信した次第です。その自分が好きだったことを職業にしている現在の僕はなんと幸せなことなんでしょう!

 知人によると、幼少の頃に夢中になったことと関係ない仕事に就いたりすると、特に不幸であるというわけでもなくても、潜在的に「自分がやりたいことはこれではなく、他に何かあるはずだ!」と感じるのだそうです。
 また、その幼少の頃に、やりたいことがあってもそれを何らかの理由で禁止されたりしてしまうとそこにすっきりしないものが生まれてしまうのだそうです。その場合はやはり特に親の介入が考えられますね。自分が興味があることを、応援しないまでものびのびやらせてもらえる環境は、こうして考えると誠に幸せなことだと思われます。
 僕の場合、水泳を含めておおむねやりたいことをのびのびやらせてもらったかなあという思いがあります。今更ながら両親に感謝、感謝です。

 皆さんはどうですか?昔夢中だったこと今と繋がっていますか?



H20.2.15  「使えなくなったギャグ!?」

 今まで、インスタントコーヒーをごちそうになる時、「どれくらいの濃さにしますか?」と聞かれたら、「僕の頭の毛くらいで!…アメリカン!」と答えておりました(*^_^*)ところが昨日同様の状況で、このギャグを使おうと思ったところで……。そうです!以前とは頭の毛の状態が変わっているのです。

                                           

 つまり今の状況で「僕の頭の毛ぐらいで!」とお願いすると、ひょっとして「さ湯」が出てきたりして!(>_<)



H20.2.9  「過ぎたるは…」


 ある人の話、ある本に、「体に良いことばかりでは体がなまる!時には刺激になる毒を入れてあげた方がいい!」と聞き、なるほどと納得いたしました。考えてみれば同じ環境なのに、ある菌にやられてしまう人と大丈夫な人がいる。これはその菌に対しての耐性があるか、無いかなんですね。言い換えれば日頃その菌(毒)に馴れていれば問題ないという訳!ちなみに我が家では消費期限切れの食品を食べるのは、正確に言うと食べさせられるのは僕だけ!家内曰く「あなたは、絶対あたらない!」のだそうで^_^;…それで宝くじも当たらないのか?

 先日、お泊りの時の夕食が、しゃぶしゃぶの食べ放題だったのです。そこで意地汚さも確かに否めないのですが、「たまには体に悪いことをしてやれ!」とばかりに、牛、豚肉のしゃぶしゃぶをのどのところまで詰め込んでみました。これで大量でくさーいウンチが出て、いつもより少々トレーニングして体重調整すればOKと考えていましたが、甘かった!
 徐々にひどい口内炎になってしまったのです。口を大きく開ければ痛い、水はしみるなどなど(>_<)また運悪く丁度その時にインドからのゲストの接待でからーいカレーを食べまして、これがまた効く―(>_<)

 誤解なさっている人がいるかもしれないので言っておきますが、僕は基本的には虚弱体質でとってもデリケートなんです。(*^_^*)玄米もちょっと硬かったりするとすぐに口内炎に!
 約2週間もの間このひどい口内炎に悩まされてしまいました。やっぱり刺激は適度でなくっちゃいけません!



H20.1.6  「新年明けましておめでとうございます」


 今年のお正月は「子年」だけに文字通り寝(ね)正月でございました。思い起こせば、昨年の正月は地球のほぼ裏側のペルーにおりました。元旦は標高約4,000メートルに位置するチチカカ湖で迎えました。その時のことを思い出すと、何とも胸のあたりが息苦しく、頭は締め付けられるような感じがして、吐き気までもようしてきてしまいます。(>_<)人間の体は覚えているんですねえ!

 昨年の暮れに面白い本を読みました。ご紹介します。

「腰痛は脳の勘違いだった-痛みのループからの脱出-」戸澤洋二著 風雲舎

 この内容についてはかわら版の最新版に書きましたのでそちらをご覧ください。   
 この本に書かれている脳の働き(動き)は、なかなか治りにくい「病気・疾患」を考える上で今後おおいに参考になると思いました。

 さてさて、一つ歳をとる以外に、今年はどんな年になりますでしょうか?お楽しみ(^.^)

 ちなみに年末ジャンボは見事外れました!かすりもしないとさばさばしますなあ^_^;










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